極上のおもてなしでリピーター続出!?のホテル「京都ゲストイン長岡京」

休日は同僚とさくっと一泊二日のリフレッシュ京都旅へ。京都市内の観光地から移動に便利な京の郊外の人気ホテル「京都ゲストイン長岡京」に泊まってきました。

わたしたちの大人京都旅を演出してくれた素敵なホテルを完全レポートしま~す!

わたしたちが魅力を感じた5つのポイントまとめ

① 美しい竹をふんだんに取り入れた和モダンな客室は高級感溢れるシックな空間

② 夕食はリピーター続出の大人気メニュー。A5ランク牛肉とタケノコが主役の極上“京風すき焼”

③ 築100年以上ある蔵をリノベしたムーディーなBARでカクテルを堪能

④ ホテルと旅行業に約40年携わってきたプロフェッショナルによる極上のおもてなしをご夫婦で実現

⑤ ゆったりとした雰囲気の中、郊外の京の風情を楽しめる観光地・長岡京

河原町駅から電車で約20分!混雑した京都市内移動よりもスムーズ

1日目は京都・祇園界隈の寺社&カフェ巡りを楽しみ、明るいうちに長岡京市へ移動。

阪急電車に揺られ西山天王山駅下車、東口を出て、そのまま東に向かって歩くと6分ほどで「ゲストイン長岡京」に到着します。写真の右、竹仕様になっている電柱が目印。

夜には竹行灯にホテル名が浮かび上がります。

2階建ての大きなお屋敷。一見ホテルということがわかりづらいのですが、玄関入ってすぐ、非日常のおもてなし空間が広がります。

お庭が眺められる待合スペース、お茶室などの設えから京情緒を感じることができましたよ。

竹がコンセプトのホテル、高級感溢れる和モダンな客室

こちらは計4部屋のプチホテル。地元ご出身のオーナーさん一番のこだわりは「竹の魅力についてホテルを通じて知っていただく」ということ。客室すべて竹をモチーフに、それぞれ異なるテーマでインテリアをコーディネートしているそうです。

わたしたちが泊まったのは、和洋室が一緒になった約25畳あるとても開放的な客室「黒竹」。

同じタイプはそのほかに2部屋。「若竹」「亀甲竹(きっこうちく)」。

竹をイメージするカラーでどのお部屋も趣が違い、次回は別のお部屋にも泊まってみたい。

★設備の詳細はこちら

また細部へのさり気ないこだわりもうれしいところ。

(左上)黒を基調としたベッドルーム、ベッドの上に敷かれているフットスローは西陣織の特注品。

(右上)アロマポットに添えられたオリジナルアロマオイルは爽やかな竹をイメージした香りに。(右下、左下)日本語がわからない外国人でもルームプレートを見ただけで部屋が感覚的にわかるように、ルームキーのキーホルダーの竹の種類がリンクするように工夫されています。

この日は2名で泊まりましたが、和室に敷き布団を2枚敷くと、最大4名泊まれるそうです。

次回は4人で大人の修学旅行って感じで来るのもいいかな~なんて会話も弾みます。

客室からは雄大な西山が望めて、ゆったりとした気分になれました。

名産のタケノコ&A5丹波牛で絶品”京風すき焼き”に舌鼓

夕食は1階のダイニングでいただけます。1日1室限定の「丹波牛すき焼きプラン」(部屋代に1人5000円(税込)プラス)は、人気ナンバーワンの夕食メニュー!

京都・丹波町にある老舗「いづつ屋」から仕入れるA5ランクのお肉がいただけちゃいます。

この牛肉はなんと、丹波高原の牧場でモーツアルトを聞きながら育てられているんです!ストレスフリーで育った牛肉は柔らかく、上品な味わい。

また、こちらでいただくすき焼きは京都風。女将さんがレクチャーしてくれます。

熱した鍋に牛脂をたっぷりひき、砂糖と醤油を入れたのち、手のひら大ほどのお肉を焼いていきます。

焼く時間は5秒ほど。さっと焼いたらすぐに卵と絡めていただきまーす。

砂糖と醤油の甘辛い味は濃すぎず、お肉の甘みも感じられて満足感たっぷり♪ちなみに卵はおかわり無料。

ネギや白菜、ニンジンなどは地元産のものを使用。さらに長岡京名産の高級タケノコも牛肉と肩を並べるほどの主役級素材。

オーナーさんの山で丁寧に栽培されたタケノコは堀りたてをすぐ加工するので、風味豊かなまま、1年中提供することができるそう。贅沢!!

前日までに予約をすれば、宿泊しなくてもランチタイムにすき焼きがいただけます(5000円、2人前から)。すき焼きを食べるためだけのリピーターさんも多いのだとか。

大きな高級ホテルでも提供される「いづつ屋」の牛肉ですが、こちらでは驚くほどリーズナブルに食べることができてしまうという・・・超穴場ですね。あまり教えたくない(笑)

築100年以上の蔵リノベBARで乾杯!

1階奥には築約100年の蔵を改装した「Bar KURA」(18:00~22:00 要予約)があります。こちらはこぢんまりとした大人の空間。

「わたしたちをイメージしたお酒をお願いします」なんて憧れのセリフをいってみたり(笑)。

「はす向かいにサントリーのビール工場(天然水のビール工場 京都ブルワリー)があるんです。そこのマスターズドリームの生ビールが一押しなんですが、お好きなものお作りしますよ」ニッコリとご主人。

この日はシャーリーテンプル(写真左)とブルーハワイ(写真右)をいただきました。SNS映えしますね。ドリンクは各種500円~。

お酒の名前の由来など、こちらのバーテンダーでもあるオーナーさんが話すお酒の豆知識に会話も盛り上がります。

40年間ホテルテルマンとして世界の第一線で活躍してきたオーナーさん。単身赴任のため約20年間、家族と離れて暮らしていたそうなんですが、定年をきっかけに夫婦の夢だったホテルを2016年にオープン。間もなくまる3年を迎えます。

「すべてのお客様にきめ細やかなサービスができるように、小規模ホテルにこだわりました。お客さまとコミュニケーションをたくさんとって、お一人お一人に合ったおもてなしができるように心がけています」という言葉が印象的♥

とてもアットホームな雰囲気の理由もわかりました。

日本のお酒だけにとどまらず、世界中のウイスキー、ビールなど、数え切れないほどのお酒がずらりと並んでいますよ。迷う時間もまた楽しいですね。

また、2階にはソファがしつらえられた個室もあります。4~5人で飲みたいときにぴったり!ただし2階は吹き抜けで、会話が筒抜けなのでご用心…(笑)

掘りごたつでまったり!スイーツ&お酒で女子会

ホテルなのに掘りごたつ&ふかふかの座布団が心地よくて…日々の疲れも徐々にとれてゆきます。

こちらでは一日の終わりにお酒とスイーツで“まったり女子会”をしてみました。

長期滞在できるようにと、入ってすぐのところには立派なキッチンも完備。冷蔵庫、電子レンジ、ポット、ワイングラスなどの食器類まであるんです。自由に使うことができますよ~。

この日は界隈をお散歩がてら、ベルエキップという地元で人気のパティスリーへ。ベルエキップとはフランス語で「良き友」という意味があるそう。わたしたちみたいで、勝手にご縁を感じてしまいます~。

ちょっぴり遅めの時間にお店に行ったので、残念ながら一番人気のチョコレートケーキ「ベルエキップ」は売り切れ....。

しかしながら季節のフルーツを盛り込んだタルトやレアチーズケーキ、シュークリーム、エクレア、マカロンなど愛らしい本格的なフランス菓子をいただくことができました。

すき焼きをガッツリ食べたものの、美味しくてペロリと(笑)。美味しいものって別腹ですね~。

和or洋朝食はお好きなタイミングに召し上がれ

朝食は2019年4月から無料サービスに。チェックインの時にパンかおにぎりかを選ぶと、そのあと朝食セットを客室まで運んでもらえます。

自室の電子レンジで温めるだけでOKなので自分のペースで食べることがでますよ。早起きしても寝坊しても安心です。

和食には、長岡京の地下水を使って育てられた自慢のコシヒカリやお味噌汁、お漬物がつきます。

洋食は、女将さん御用達のパン屋さんから購入してくるパンとコーンスープのセット。その日によってパンが違うので、何が出てくるかはお楽しみ♪

なお、朝食時に淹れたてのコーヒーが飲みたい!という希望者には指定の時間に部屋まで運んでもらえるサービスもありますよ。

家族風呂もアリ!温泉旅館の気分も味わえる

壁一面には長岡京の絶景写真が陶板で彩られた家族風呂。窓から見える小さなお庭も癒やし効果あり。

写真中央、オーナーさんがシャンプーBARと呼ぶラック。ここにはさまざまな種類のシャンプー&リンス、トリートメントがスタンバイ!

産地ならでは竹の雑貨をお土産に♪

職人さんにより一つひとつ心を込めて作られた竹の雑貨類はお土産にもぴったり。とくに、耳かきやお箸などは軽いので荷物になりません~。

(写真左)階段に飾られているシンプルな竹製の花器は1000円~。

(右上)竹の種類や使用部分によって表情が全く異なるので選ぶのが楽しい。竹箸は800円。

(右下)手刺繍のふきんと竹箸のセット1000円~。耳かき400円は皿部も丁寧に加工されて綿密な作りになっています。

ほか、靴べら1000円なども販売中です。

ユニバーサルデザインのホテルとしても注目!

駐車場からのホテル入口までのスロープ、2階建てですがエレベーター有、そして館内すべてバリアフリーなので車椅子もOK。体の不自由な方の京都観光にもおすすめです。

洗濯機&乾燥機、洗剤も無料で使えるので汚れ物だってすぐに洗えちゃいますね。

美味しい極上すき焼きとお酒、朝ごはん、ケーキ、そしてオーナーさんご夫婦の極上のおもてなしにどっぷりと浸かって、心も体も癒やされました。明日からまた頑張るぞ!と、そう心に誓った私たち。別れを惜しみつつチェックアウトして、旅2日目、長岡京観光へと繰り出しました。

Information

京都ゲストイン長岡京

075-952-1058

京都府長岡京市調子1-23-2

チェックイン午後3時(最終午後10時)

チェックアウト午前10時

※予約は、3日前まで

※料金の目安。オフシーズン2名利用の場合、1名8500円。4名で利用の場合は、1名あたり6000円です。詳細はお問い合わせください

※すき焼きプランは、部屋代に5000円(税込)プラスになります

※BAR、夕食、昼食は要予約

※小学生までのお子さんは宿泊不可

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